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ガイアコースを終えてDI生活へ

 2008年5月チームの神取弘太さんによって書かれた記事です。
 神取さんは、5月チーム参加前にガイアコースにも1ヶ月間参加し、現在はDevelopment Instructor(ボランティア。学生のこと。通称DI)としてアフリカ派遣を目指し、CICDの事前研修に取り組んでいます。そんな神取さんに、日本での生活やガイアコース、現在のDI生活について語っていただきました。

―CICDプログラム参加以前は、何をしていましたか?
 参加以前は、大学で開発経済学を勉強をしていました。私は3年生が終わって、CICDプログラムに参加しました。大学では、実際、勉強勉強とういよりも、サッカーやバンドに打ち込んでいました。サッカーサークルではキャプテンでしたし、バンドもまあそこそこ活動していました。あと、大学二年の頃には、居酒屋のバイトをかなり本気でやっていました。これが自分の大学生活…CICDプログラムに参加する以前の生活です。

―CICD「国際ボランティアプログラム」に参加した理由をお聞かせ下さい。
 なぜ、CICDプログラムに参加したのかというと、実は参加前、少し就活をしていました。だけど、「何かが違う、社会に出る前にもっと経験を積みたい」と思っていたんです。それと同時に、以前からボランティアの経験がしたく、他の団体の説明会にも行ってたのですが、なかなか自分の条件に当てはまるのがありませんでした。期間が短すぎたり、応募条件が高かったりと…。
 そんな時、たまたまインターネットでCICDを知って、すぐに問い合わせをしました。CICDのプログラムを見つけた瞬間に、ほぼ決定という感じでした。あまり考えなかったですね。
 あと、話が少しそれちゃうかも知れないんですが、CICDのプログラムに参加した他の理由に、音楽をもうちょっとやりたいっていうこともありました。他の国に行って、いろんな経験を積んで、いい音楽がつくれればな~という希望もありましたね。「アフリカに行ったら、歌もつたえられればな~」と思ってます。

―それでは、プログラムの内容について意見をお聞かせ下さい。
まず、神取さんは、ガイアコースに参加なさいましたが、活動期間中の生活はどうでしたか?作業内容/チームメイトとの共同生活や共同作業/生活環境(ニューキャッスル)な ど、コメントをお願いします。

 日本人はガイアコースに2ヶ月間参加できるのですが、私は1ヶ月間だけ参加しました。DIになる前に少しでもチームメイトと仲良くなることと、自分の英語を上達させるためにこのコースに参加しようと決めました。
 自分の作業内容は、主にリフレッティング(チラシ配り)でした。毎日7時間ほど歩き続けるので、簡単ではない作業であったことは確かです。他の作業もありますが、ほとんどの人がリフレッティングを毎日行っていました。

 

 私は、他の日本人や様々な国から来た人々と、ニューキャッスルで生活を送っていました。ニューキャッスルは北イングランドにある大都市です。自分が滞在していた家は、普通の家で、CICDのように大きくはないです。そこに20人ほどが滞在しているので、正直、困るときもありました。例えば、シャワーを使うにも、シャワーは2つしかないので使いたいときに常に使えるわけではないし、ご飯も食事の準備ができたらすぐに取りに行かないとなくなってしまったりしていました。

 私が日本で送っていた生活とは異なり、共同生活なので、みんなが自分の仕事をしっかりしないとすぐに問題が生じてしまいます。例えば、買い物をさぼったら、食べるものや生活必需品(トイレットペーパーなど)がなくなり、食事当番をさぼったら食べるものがなくなってしまいます。共同生活をしている以上、1人1人がしっかりと自分の仕事をこなさなければならないのだとすごく感じました。
 しかし、チームメイトと一緒に生活するため、常にチームメイトと顔を合わせているので仲良くなりやすいし、コミュニケーションもとりやすかったと思います。毎日、様々なことが起こりましたが、それは共同生活をしている以上は当然のことで、そういう問題を1つ1つみんなで解決していくことがいい経験になったと思います。

―神取さんは、新しくDI生活が始まったばかりですが、DI生活はどうですか?
DMM学習/アクションウィーク/Partnership活動/チームメイトとの共同生活や学校内外のイベントの企画・運営など、DI生活について自由に語って下さい。

 DI生活が始まって、今はちょうど2ヶ月ほどが経過しました。ガイアコースにいた頃、私は「DIになれば少しは時間が取れるのではないか」と思っていましたが、実際はさらに忙しくなりました。
 6ヶ月間で学習のポイントを合計750、Partnership活動で£3,200を得なければならないのですが、これはとても難しいことだと実感しています。勉強はデータベース上での完全な自主学習なのですが、問題が結構難しく、みんなかなりてこずっていて、ほとんどの人が予定から遅れをとっています。それでも勉強は、自分は「なんとかなる」と感じています。

 さらに困難なのが、Partnership活動です。主な活動は街頭での雑誌販売なのですが、これは本当に難しいです。日本で想像してくれればわかると思いますが、日本人は無料のチラシですらあまり受け取りません。それなのにここでは、雑誌を有料で売らなければならないのです。もちろん、イギリスは日本とは違います。しかし、難しいことに変わりはありません。まず、話しかけてもほとんどの人は話すら聞いてくれません。止まってくれて話を聞いてくれたとしても、なかなか雑誌を買ってはくれません。これは想像以上に、精神的にも肉体的にも厳しい活動だと思います。しかし、私はこれをとてもいいチャンスだと思っています。これだけこれらの厳しい活動を成し遂げれば、今後アフリカやその後にも、ちょっとのことではくじけない力を得られると信じています。

 勉強やPartnership活動以外にも、色々なことがあります。学校の掃除、修復作業、みんなでするゲームの準備、食事の準備、スポーツなどなど。どの仕事も本当に重要な仕事です。

 CICDでは、ほとんど全てのことを自分たちで行わなければなりません。そして、自分で何もしなければ、何も起こりません。しかし、アフリカでボランティアに参加するという目的を持っている以上、そんなことは当たり前だと思います。毎日、みんなアフリカに行くという夢を持って全力で協力して、問題を解決して、前進して、決してあきらめずに過ごしています。


2008年5月チーム 神取弘太(かんどりこうた)