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ガイアコースとCICDの生活について

 2008年9月チームに参加予定の千葉善江さんによって書かれた記事です。
 千葉さんは、椛島さんと一緒に、7月からガイアコースを開始したばかりです。そんな千葉さんにも、プログラム参加動機やガイアコース/CICDでの生活について語っていただきました。

―CICDプログラム参加以前は、何をしていましたか?
 大学を卒業後、成田空港で働いていました。もともと海外には興味があり、1人ででも旅行に行くほど旅行が好きなので、空港という国際的な環境で働けたことは、私にとって大変、有意義なことでした。毎日世界の様々な国の方と接することができ、すばらしい経験ができたと思っています。今回はその仕事を辞めて参加しました。

―CICD「国際ボランティアプログラム」に参加した理由をお聞かせ下さい。
 「世界をよくしていくために行動に移したい。」それがCICDに参加した理由です。国際協力には以前から関心があり、NGO団体でスポンサーをしたり、翻訳ボランティアをしたりしていました。(もちろん、今も継続しています。)また、海外ボランティアツアーや旅行を通して、開発途上国を訪れたりもしていました。これらのことを通して、世界の現状を見たり知ったりしていくうちに、世界で起きていることが他人事だとは思えなくなりました。そういう世界を見てしまったのに、分かっているのに、行動に移せないほど悔しいことはありませんでした。そして自分に何ができるだろう、そう思ったときに出会ったのがこのCICDでした。
 正直、私はこの分野に関しての知識はあまりありません。それでも参加できるというのが、魅力でもありました。ここでは知識として学べるだけでなく、実践・経験することが可能です。私はその点に無限の可能性を感じました。実際、このプログラムは2年前から知っていましたが、なかなか参加を決断できずにいました。しかし、後悔しないために“今”やるしかないと思い、今回参加することに決めました。

―ガイアコースが開始したばかりですが、作業内容やCICDでの生活はどのようなものでしょうか?
 私は、椛島さんと一緒に、CICDに滞在してガイアコースの作業を行っています。その作業内容は様々です。
 参加して2週間あまりですが、まだ慣れていないせいもあり、すでに自分の体力の限界を感じています。なぜならば、作業の他にも週に1度の学習日があり、朝も勉強する時間があります。また、日によってはプレゼンテーションの課題も与えられます。そのため、のんびりと休める時間は、今のところはありません。それに加え、英語やポルトガル語を勉強しようとすると、毎日があっという間に過ぎていきます。
 このように、CICDでの生活は決して楽だと言い切ることはできません。しかし、1人ではありません。CICDにはたくさんの仲間がいます。お互いに助け合いながら、大変なときがあっても、楽しく生活しています。

―実際にCICDに到着して、思っていたイメージと異なった部分は何ですか?
 思い描いていたイメージと大きく異なった部分は、今のところは特にありません。1つだけ言えることは、ガイアコースは思っていた以上に「体力が必要」だなということです。普段、全く運動という運動をしていなかった私にとって、今は相当な体力を使っている感じがします。筋肉がなくて、ある先生には、冗談半分で肉を毎日食べるようにと言われています。現在、チームに50歳代の方がいますが、その方と同じことを行いながら、自分の体力のなさを恥ずかしく思います。

―CICDでは多くの国籍の方々が在籍しています。日本に滞在していた頃と比較して、国籍が異なる方々との共同生活・作業で面白いことや、逆に大変なことは何でしょうか?
 今までも大学がインターナショナルな環境であったり、空港で働いていたり、海外にもよく行っていたりと、国籍が異なる方と接する機会はわりとあったほうなので、現在はその延長のような形で、この生活を楽しんでいます。
 生活をしていて面白いと感じることは、全体的にみんなが自由奔放だということです。作業内容、時間、勉強、基本的な規則は決まっていますが、皆やりたいときにやりたい事を好きなようにやっている感じがします。そういう点では、過ごしやすいのかもしれません。ただし、英語圏以外の参加者ばかりなので、英語でのコミュニケーションに時々苦労することもあります。しかし、それもそれで面白いです。お互いに言葉を教え合いながら勉強しています。
 ここでは共同生活である以上、1人1人がしっかりとしなければいけないことは当たり前のことですが、お互いのことを気遣い、理解し合わないとできない生活だと感じました。食事を含め、生活に関わるすべてのことにおいて、国籍が異なる人の文化や習慣を理解することは容易なことではないかもしれませんが、しかしそ、のことは国籍の問題以前に人としてとても大切なことだと思います。

―それでは、最後にこれからの抱負についてお聞かせ下さい。
 今回のCICDへの参加は、私にとっては1つの通過点に過ぎません。世界をよくしていくために行動に移したい、そして世界中の人々が笑顔で暮らせる世界にしていきたい。そのために踏み出した小さな一歩にしか過ぎません。もちろん、決して簡単にできることではありません。しかし、たとえ小さなことでも可能性がゼロではない限り、世界のために私にももっとできることがあると信じています。
 とは言いつつも、今はまだ日々の作業や課題をこなすだけで精一杯で、CICDを通してこれから私に何ができるのかは正直わかりません。どれだけのことが経験できて、どれだけのことを得られるかはわかりません。しかし、全てはこれからの自分次第だと思っています。CICDでの生活はこれからますます大変になってくると思います。そんな中でも1日1日を大切にしてたくさんのことを吸収し、また発信していけるよう、いろいろなことにチャレンジしていきたいと思っています。何事も言葉で言うことは簡単なことです。それを行動として、しっかりあらわせれるよう、努力していくつもりです。1人の力は微々たるものかもしれません。しかし、集まれば大きなものになるに違いありません。ここCICDで仲間と共に頑張っていきたいです。そして成長していきたいです。

千葉喜江(ちばよしえ)